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2006年12月05日

感無量

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シャキ~ン!
サモアリ、プロデュース24弾「昔の侍」、観て来ました。親指、曲げながら。
そこには、いつものサモアリがいました。変わらないサモアリがありました。
笑った、笑った。
以下、ネタばれは解禁だろうけど、少し毒を含みますので畳みます。
自己責任で。僕を知らない方は読まないほうが良いかもしれません。

オクイシュージさん、最高ですね。何であんなキレまくりかな(笑)
僕は彼に最大の讃辞を贈りたいと思います。
同時に僕は彼のサモアリ以外の舞台を観た事がないので、サモアリ以外の舞台が心配です(笑)
平田敦子さんも、最後はやっぱり全部持って行ってしまうのな。
しかも今回は「蝶野」だけで十分持って行った感がアリアリなのに、「ハイジ」で根こそぎ。
いいな、いいな。何から何まで平田敦子さんはイイ。
久ヶ沢クンも良かったです。掴みから。
中澤さんを拾うという役割は「AB男」の時もあったけど、こりゃ定番になりますかね?
ただ、拾う前に向こう向いて笑うのは堪えて下さい(笑)それが面白いんだけど。
高木さんと家納さんも安定していて、特に僕は家納さんキャラがいつも好きです。
家納さんって、語尾がハッキリしてるのな。ゴニョゴニョ誤魔化したりはしない。
正面切って大して表情も変えずにズケズケ云ってる。好きです。
小松和重さんは云うに及ばず、巧いし、器用だし、磨きがかかってますね。
本当に凄いね。こんな役者さん、みんな使いたがる訳だ。お見事です。
彼が最後に云った「感無量ーーーぅ!」って台詞は芝居なのか本音なのか解りませんが、
彼が実際、感無量に感じてるなら全てはオーライ。僕はそれだけで満足です。

心配なのは、次回からの公演ですね(笑)
千葉雅子さんの脚本を以ってしても、演出によってあれだけのサモアリになる訳ですから、
どんな脚本を持ってきても脚本家に失礼でしょ。(←実際はそう思ってないですが(笑))
いっそ全部、作・演出まで投げ打ってしまいますかね?全然違うサモアリ?(笑)
ひろひーを推す声もありますが、僕は官九郎ちゃんや賢太郎さんで観たいな。
ブーイングも挙がるでしょうが、僕はサモアリを信じてるし、そんなサモアリも観たい。
あと、前公演から若干1名、役者が足りない気がするのですが、それはそれ。
それを云うなら海原ローラさんや横山利彦さんだって観たいし。千野ハルナはどうした?
確かにひとりで空気をガラっと変えてしまうぐらいの役者がひとり足りないのは残念だけど、
出ていないってことで僕は事実を受けとめることにします。
脚本だって僕の私感だけど百発百中って訳でもなかったし、さすがに凄いのはあったけど、
少なくとも僕は第22弾の「ワンダフル」より今回の「昔の侍」の方が好きです。
これからもどんどん良い作品を重ねていって、「マクガフィン」や「スネーク」を超えればいいよ。
だからと言って僕は昔を忘れる訳でもなく、DVD化運動も進めていくし、これからのサモアリも応援します。
さあ、来年は、どんなの見せてくれるかなぁ。

コメント

初サモアリ。感激でした。
私はこの作品しかわからないですが、今までのも見たくなりました。
兎に角、面白かった!その言葉にかぎります。
IWAさんとももしかしたらすれ違えたかな??
そして、オクイさんと小松さんに私の贅肉をあげたくなりました(笑)

ああ、きっとすれ違ってますね。
でも僕に会えても得はしませんから(笑)
面白かったですね。
これからもずっとずっと楽しいサモアリを続けて欲しいです。
そうすればkeeさんにもいつか逢えますから(笑)

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