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2005年07月31日

我が心のお笑い芸人[06/08]

a05073101.jpg伊東四朗
ニンニキニキニキニン、にんっ♪
ニンドスハッカッカー、ヒジリキホッキョキョー♪
あっ、これは小松の親分さんか。
いや何たって伊東四朗なんである。
現在では「伊東家の食卓」とか司会とか舞台公演の座長のイメージが
定着してるけど、彼は狂気なギャグ・メッセンジャーなのだから。
けど、幼少の頃に一世を風靡していた「てんぷくトリオ」はあんまり覚えてないなぁ。
三波伸介がカールおじさんみたいなメイクして「びっくりしたなーもー!」とか云ってたけど(笑)
当時は伊東四朗はつっこみでしたね。結構シュールで嫌味なつっこみしてた。
当時のビデオなんてあるはずもなく、幼少の頃の曖昧な記憶でもって、そういう感じで覚えてるんだから
よほど印象深かったのかも。

さて、やっぱり伊東四朗と云えば、「ベンジャミン伊東」に尽きるわけですね。
『みごろ ! たべごろ ! 笑いごろ !! 』の。
確かにヨイヨイヨイヨイ、おっととっと。の懐かしい感慨もあるのですが、それだけじゃない。
あれを演るに際して、伊東四朗は相当恥ずかしかったらしい。
僕みたいな素人にでも解るけど、お笑い芸人は恥ずかしさが出てしまったら、その芸は終わりだ。
観てる方は、恥ずかしがる芸人を見ても笑えるかもしれないけど、芸としては下の下だ。
恥ずかしい事を恥ずかしげもなく演るところに、その芸に対する笑いが生まれるのだと思う。
その点では、小松政夫は立派だな(誉めてます)。
恥ずかしげもなく、つまらないこと云っては、強引に笑いを取ってたから(誉めてます)。
てな訳で「ベンジャミン伊東」を演ってた時の伊東四朗は恥も外聞もかなぐり捨ててた訳です。
伊東四朗の性格的にかなりのハイテンションとパワーを強いられたことと思います。
けど、彼はタフマンですから(笑)見事にやり遂げ、当時の僕は安心してギャハギャハ笑ってられました。
すべては、現在だから「大変だったろうな」と思える事で、当時は何の疑念も抱いてませんから。
世間一般的に、伊東四朗が立派なタレントだってことは、浸透していると思います。
少なくとも、拙ブログに興味を持っていただける方なら、みのもんたなんかより好感度は高いと思います。
でも、お笑い芸人として10本の指に入るなんてのは、ないと思います。
「ベンジャミン伊東」なんて過去の遺物だし、知る必要もないし。
けど、「ベンジャミン伊東」ひとつであろうと、僕の10本、いや8本の指に入ります。
誰も頷いてくれなくてもいい。これぞ僕の心のお笑い芸人かもしれません(笑)


※[06/08]まで来た。あと2つ。次は書きにくい芸人さんだから間が空くかもなー。

コメント

食いつきました(笑)
ベンジャミン伊藤も、しらけ鳥も、キャンディーズがはげズラかぶって、
3ばか兄弟で小松の親分をいじめるコントも大好きでした!
記憶が曖昧ですけど、武田哲矢と西田敏之が
お互いを批判しまくるニュースキャスター役で出てたような・・・。
ああーーーー!みたい!見たくなってきた!

わはは!とものんさん、歳バレます。
僕は武田鉄矢と西田敏行なんて覚えてないし。
子供でしたから・・・(笑)
いや、大切なのは伊東四朗の偉大さですから(笑)

ほんまIWAが書いてるこ、うんうんって感じのばっかり。
初めてコメントするかな?
伊東四郎さん、本物の、最後の喜劇人かな?
大好きです。
小松政夫さんとの舞台観たかった~。
やっぱ東京なねんな、関西ではやってくれへん・・・
小林信彦さんの(新潮文庫)喜劇人に花束をっていう本読んだかな?もし、まだだったら、是非!

おはまさん、ありがと。
でも、共感を得るのは同い年やからやわ、きっと。
プレッシャーかけるなよ。それでなくても、これから君の視線を気にしながら書かないといけない映画があるんだから(笑
そういや、僕の歴史に小林信彦はないのな。
案外、意外かも。今度、読んでみようかな。

伊東さん、最高です。実際に仕事した事ありまして、案外物静かななんですが、つっこみが面白いしセンスが抜群で、普段でもお茶目な方ですよ。

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