« 復刻!コカコーラ・ヨーヨー | メイン | カバラ数秘術 »

2005年07月29日

僕の心の洋楽盤[02/10]

プレゼンス「PRESENCE」/LED ZEPPELIN
何たってレッド・ツェッペリンであるから、ヘタなことは書けない(笑)
僕は渋谷陽一同様に、一時期はZEPのIWAとして、ツェッペリンのやる事は
全肯定って時期があったものですから(笑)
そんな想いを叩きつけるべく、僕が選ぶZEPの1枚は「プレゼンス」です。
本来なら"Led Zeppelin IV""Led Zeppelin II"を選ぶのが
妥当かもしれません。
もし、ツェッペリンを初めて聴く方がおられたら、勿論その2枚をお薦めする。
僕だって、そっちを聴く回数の方が多いのだから(笑)
でも敢えて7枚目の、このアルバム。てか「アキレス最後の戦い」(笑)
少しでもツェッペリンにご理解がある方なら、僕の気持ちは通じるでしょうか?

確かに、ファースト・アルバムの荒っぽさは、衝撃的だし、セカンド・アルバムの
「胸いっぱいの愛を」なんて、体が痺れそうなくらいにイイ。
そりゃ当たり前で、そりゃあレッド・ツェッペリンですから(笑)
当時のハードロックバンドとしては、次元が違うようなレベルの実力が。
ジミー・ペイジとロバート・プラントの存在感は、ビジュアル的にもサウンド的にも
神がかりなカッコ良さだったし、加えてジョン・ポール・ジョーンズの確かな腕と、
ジョン・ボーナムの比類なき豪快さ。どれを取っても、文句はなかった。
当然、当時のツェッペリンは一部で崇められたし時代の寵児であった。
今じゃ信じられないけどこんな曲がヒットチャートを制したりするんですから(笑)
しかし、レッド・ツェッペリンは、その存在の大きさと秘めたる可能性の大きさ故に
(多分)常に苦悩し続けるのである。少なくともジミー・ペイジは。
4枚目のアルバムは確かに最高傑作かもしれない。「天国への階段」では決意表明の
形で答えらしきものを提示している。5枚目6枚目も素晴らしいアルバムなのだけど、
僕には、どうにもまだ、答えを探して彷徨ってる気がしてならない。
で、このアルバムの「アキレス最後の戦い」。初めて聴いた時は震えました。
実に確信に満ちた答え。ボンゾのドラムが響く中、リフも流れず塊となって。
これこそが、僕たちZEPファンが待ち望んだ答えであると。
ファーストには「幻惑されて(Dazed and confused)」って曲があった。
確かに時代的な背景を考えてもカオスな時代だった。
でも、渋谷陽一が云ったとおり、最早dazedもconfusedもされていないのである。
確実に、そこに存在する。「PRESENCE」。アルバムタイトルのまんま。
僕にとって、自分は間違ってなかったと信じるための1枚です。
えっ?その後のツェッペリン?・・・・・それは、話したくない(笑)。

トラックバック

» led zeppelin / heatbreaker from ROCKオヤジ!!
今日は思い出深い heatbreaker 僕の(真実の?)ロックの夜明けは 19才大学... [Read More]

コメント

はじめまして!僕は王道ですね・・・
まだプレゼンスを書く時期ではないので・・・
2ndのこの曲を気楽に書いちゃいました。
トラバっときます。お時間がございましたら遊びに来て下さい!

はじめまして、satさん。コメントもTBもありがとうございます。
僕はミュージシャンじゃないので、書くのを憚ったのですが、その分satさんが書いていただけてるようで(笑
そう、ジミー・ペイジの魅力はリフ!リフ!リフ!のかっこよさですよね!
そしてイレギュラーチュ-ニング(笑
嬉しかったです。ありがとうございました。

何をおっしゃいます!こちらこそありがとうございます。


そしてあの写真と、軍服みたいな衣装を着てやってた頃のジミー&ロバートこそがZEPの、いやロックの最高峰のカッコ良さだったと思います→僕もそう思います!!
IWAさんのこの背景というか扉紙というか・・・はとてもいいですね。
このような風景が好きです。
ちなみに日本でもこれに似た風景があります。それは・・・ディズニーシー!
7月15日ジェフベックのライブに行く前までここにいました。それも書いてる・・・んでス・・・

わはは!あれは僕が撮ったディズニーシーの写真を加工したものです。
バレないように縦横の比率を変えてあるんですが(笑)
そっかジェフも見られたんですね。いいなぁ。僕もジェフのこと書こう。

やはりそうでしたか!なんとなくですがそんな感じが・・・でも違う・・・でも素敵な写真だ!なんて思ってました。

失礼しました(笑
僕もシーは大好きです。遠くて余り行けませんが。

演奏はいいけどロバート・プラントがもうこの頃は高音が出なくなっててなぁ・・・

ほみさん、おっしゃる通りです(^^;
ある意味、若さを失ったZEPの現実的な存在感なのですね。
だから、ZEPファンの心に訴えかけるものはあるのですが、
聞くのはやっぱり2枚目になってしまうんです(笑

コメントする