バガボンド 25
バガボンド 25
バガボンドの２５巻です。大したことないけど、ネタばれなので畳みます。
ある漫画に肩入れしすぎると、「これはマンガを超えている」とか「劇画の域だ」とか、「この
緻密さは絵画の世界だ」とか評する人が必ず現れてきます（笑）
それは、読む人の趣味の話なので、僕にはどうでも良いのだけれど、「漫画は漫画でいいじゃない」
ってのが僕の思いです。
ただ、最近の井上雄彦氏の言動から、今後のバガボンドは、もっと精神世界のスパイラルに入り
こんでしまうんじゃないかと少々不安だったのですが、つまらない心配は危惧に終わりました。
そして、吉岡一門７０人が待つ「馬鹿か、お前は」と言いたくなるような、殺し合いの螺旋へ。
踵を返す武蔵の背中を見て、僕はこの漫画が持つ独特の勢いを感じました。
舞台は一乗寺下り松へ。僕が京都時代に遊んでた辺り（笑）
