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2007年06月24日

第48回宝塚記念 予想

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その昔、宝塚記念は銀行レースと呼ばれていました。頭が鉄板。ヒモもぶれない。
グランプリとは名ばかりで、回避する馬が多い中、強い馬が順番に入線するレースでした。
でもそれは、昔の話。馬連もなかった頃の話。
昨今は、不用意な馬が突っ込んでくるし、特に今年の春のG1はひどかった。
それもこれも、今回の宝塚記念でストップ。新装阪神のこのコースは強い馬が実力通りの走りを
見せるには格好のコースですから。今回は荒れない。見送りでも、いいや。
・・・と、マジに月曜日まで思っていました。
けど、金曜日に雨。週末が快晴続きならまだしも、微妙な雲行き。
馬場が渋れば、重馬場の巧拙を問う以前に、各陣営の思惑が変化します。
そこへこのコース形態。新装阪神と雖も今回は内回り。ペースの変化。展開のアヤ。
ウォッカ、ダイワメジャー、カワカミプリンセスが馬群に沈む。
荒れますね、きっと(^^;

宝塚記念における斤量差について。このレースは定量によるアローワンスがあるわけです。
今回ウォッカが51キロで古馬牡馬が58キロ。この7キロ差は確かに大きいです。
けど、僕は凱旋門賞の時にも云ったし、普段のハンデ戦でも同様ですが、問題は他馬との差で
なく、自己の負担重量であると思うのです。
例えば56キロから58キロに増えた場合、タイムが2秒以上変わる馬もいるだろうし、
コンマ4秒しか変わらない馬もいるかもしれないと言う事です。
実際、ウォッカの場合は51キロより52キロや53キロの方が良かったのでは?(笑)
なぜなら、この斤量と言うのは、騎手の体重+勝負服+プロテクター+鞍+おもりです。
いくら四位でも裸や鞍なしでは騎乗出来ません。そして彼は以前、条件戦で51キロを
嫌って乗り替わったこともあります。さすがに今回は彼も気合が入れてくるでしょうし、
軽視するつもりはないですが、馬にとっては斤量1キロのアドバンテージより、主戦騎手が
ベストコンディションで跨ってくれた方がありがたいケースも必ず存在すると僕は思います。

◎ポップロック
○メイショウサムソン
▲アサクサキングス
△ウオッカ
×ローエングリン
×アドマイヤフジ

死角が浮かび上がらないポップロックを◎に。
メイショウサムソンは展開利あるとみて。
アサクサキングス、ローエングリンは展開の恩恵の妙味を期待して。
ウオッカは3着はあるかと。
アドマイヤフジは最大の惑星。頭はなくても。

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