技術のTRIO
写真は、創立60周年を迎えるケンウッドのプレステージピュアオーディオ「K-TR60」。
申し込みは2007年1月31日までの限定販売で、価格は48万3,000円(笑)
こんなもんとても買えませんが、友人Fなら写真を見ただけで泣いて喜ぶかも。
フロントパネルとスピーカカバーに施された「TRIO」の刻印。
さすがに春日無線の並四コイルは知られてなくてもトリオの名声は未だ健在なのでしょうか?
トリオは1980年にCIだかなんだかで、今まで輸出用ブランド名であったケンウッドに社名を
変更し、現在に至ります。僕にとって「ケンウッド」は憧れのブランドだった訳ですが、
皮肉なことに社名を変更し、カーオーディオ分野などで名を馳せると同時に、僕が憧れていた
輝きも失うことになりました。
トリオらしい愚直なまでの職人根性をそこに見出す事が出来なかったのです。
けど、この「K-TR60」には、それがあります。
まぁ僕のたわごとを読むよりこちらをご覧いただいた方が。
プリント基板には通常の倍の厚みの70μm銅箔。スピーカーコードの芯数も倍の本数。
バナナプラグ対応のスピーカーターミナル。モデル専用大型コンデンサ。
FMアンテナ端子は300Ωでなく75Ω(オーム)。
ああ、トリオだ、トリオ。ねぇ、Fクン(笑)