天下一品
fringe blogに興味深い記事が(^^)
NODA・MAPは天一ラーメンだ
すごい理論です(笑)云いたい事は、本当によく解ります。
要約するのも引用するのもおこがましいので、興味のある方は
リンク先を読んでいただきたいと思います。
僕は「NODA・MAP」を観た事がありません。
けど「夢の遊眠社」は僅かながら生で観られました。
そして、学生時代と云うか遊び人時代というか、
京都で5年暮らしました。北白川は遊びの拠点でした。
そりゃ、天下一品を愛しました。
でも、世の中には色々な人がいるわけで・・・・・(笑)
僕は荻野さんって方を詳しく存じ上げませんが、素晴らしいと感じました。
そして「一本、筋が通ってるな」と。
「ラーメンとは天一であり、天一さえ食べられればいい」とは。
しかし、世の中には僕のようないいかげんな奴もいるのです(^^;
京都は遠隔の人にはイメージには合わないかもしれませんが、ラーメンのレベルが非常に高いです。
これは多分、歴史に起因するところが多いのだと思うのですが、街の規模に比べて店舗の数が多いのです。需要と供給の関係かもしれませんが。
店舗の数が多いってことは、それだけマズイ店も多いのですが、繁盛している店のレベルは高いと言う事になります。
20年前の貧乏学生は当然「じゃ、どこが旨いかランキング」を徹夜で議論する訳です。
しかも必死で。素人のクセに(笑)
そこで僕の中で矛盾が生じます。「一番は、天下一品!他店と比べて・・・・・」??????比べようがない。
スープとか麺とか、それを云っちゃお終いよの世界になってしまうのです(笑)
単なる塩とか醤油とか味噌とかの比較じゃない。同じ土俵に上げると猪木対アリなんです。
そこで、弱い僕は逃げる。「天下一品は別格。もしくは別ジャンル。それ以外で。」
すると「阪急大宮の屋台と大徳寺の金ちゃんと京都駅前郵便局の前の黄陽軒と・・・」スラスラ(笑)
「夢の遊眠社」を初めて観た時の衝撃は未だに忘れる事が出来ません。
ここに信じられない世界が存在した。このような表現方法があったのかと。僕の無知のなせる業です。
その後、演劇を語れる資格を持たない僕ですが、いくつか観たお芝居と野田秀樹を比較しようと思ったことは
一度もありません。いくつか観た他のお芝居とお芝居を比べるのです。
ここでも逃げの方程式が(笑) 野田秀樹は別。
実際の話、どっちが上とか、格の違いとか、そんな話しではないんです。
サモアリと野田秀樹を比べて、どっちかを上に置いたりして考えたくはないのです。
村松友視氏がおっしゃった「あらゆるジャンルに貴賤はないが、ジャンルの中に貴賤がある。」です。
だから僕は「野田秀樹と他のお芝居」「天下一品と他のラーメン」を同じジャンルで語りたくない。
ズルイ人間です、僕は。でも、そんな人が多いと思うのですよ。
「NODA・MAP」さえ観れば小劇場系を観なくて充分。なんて人は小劇場系を別として捉えていると思います。
いや、どちらも観る人でさえ、別の話と割り切っていると思います。
同じ土俵に上がるのなら、正攻法でこれを越えるしかありませんし、他のジャンルとして気を惹くなら、
対象をそんなに狭いとこに置くのは非合理的です。
僕がラーメン屋をやるなら、「天一さえ食べられればいい」人はターゲットにせず、マクドやミスドの
客を狙います(笑)パイが大きいから。てか、ラーメン屋しないけど。
コメント
北白川などをリンクしなかった。
Posted by: BlogPetの「花兎」 | 2005年07月15日 10:00