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2005年07月16日

僕の心の洋楽盤[01/10]

Queen II [Bonus Tracks]「クイーンⅡ(セカンド)」/クイーン
"Musical Baton"で書き損ねたので(笑)
最近、なぜか評価の高いクイーンなんですが。
僕はフレディが亡くなった時点でクイーンは終わりって思ってるけど、
発売された当時は"We will rock you"を毎日聞いてました。
けど、現在やたら使われてて、うんざりしてるってのが本音です。
あの曲は、4枚目にして出した「オペラ座の夜」で極みに達し、
5枚目の「華麗なるレース」で円熟度を増し、ほぼ行き場を失くしかけた
ように見えたクイーンが、苦悩の末に出した答えである6枚目のアルバムの1曲目なのです。同アルバムに収録されている「伝説のチャンピオン」同様に
クイーンの意志がヒシヒシと伝わってくる曲なのです。
どちらの曲とも、現在では曲解されて、ふさわしくないシーンで多用されています。
ちゃんと歌詞を読めば、おかしいと解るはずなんですが。
別にマニアぶったりしたい訳じゃなく正しい理解を求めたい。
そして、通ぶったりしたい訳じゃないけど僕の心のクイーンは「クイーンⅡ(セカンド)」にあります。

Sheer Heart Attack [Bonus Track]初期のクイーンは単なるミーハーバンド扱いで、本国でも相手にされなかったとか。
まぁベイシティローラーズは言わずもがな、色々いましたからね。確かにキワモノ多かった。
でも、クイーンはミーハーバンドってより、インテリバンドでした(笑)
学歴はともかく(なんか博士号とか持ってるんだけど)、何だあのギターは!って云うブライアン・メイのギターとか。何でもオヤジと自作したらしいですよ。削り出したのか?
スタジオとかで使ってたアンプもジョン・ディーコンの自作らしいとか。
で、何よりこの頃の音に驚いて欲しい。1974年ですからね。パソコンもなければシンセも黎明期。
今なら簡単に作れる音も当時は執拗なほどオーバーダブして作ったに違いないのです。
何とも信じられないことです。
まぁ、現在発売されてるCDとかリマスターされてるかもしれません。
3枚目の「シアー・ハート・アタック」でもいいのです。
ドラマチックかつダイナミックな展開をみせるクイーンサウンドを堪能できます。
ただ3枚目は「キラー・クイーン」が入ってるからな。いや、あれも名曲ですが。
クイーンは決して「キラー・クイーン」と「ボヘミアンラプソディー」「We will rock you」
「伝説のチャンピオン」だけじゃない。と知らしめたいので(笑)
しっかりした演奏とあの声域。4人が4人とも素晴らしいです。
不思議なことに、ゼップやフーやストーンズなど僕の大好きなバンドは、その確信的な音を
僕に提示してくれます。僕は、それによって感銘を受けたり、体が自然と動くのです。
しかし、「クイーンⅡ(セカンド)」や「シアー・ハート・アタック」が提示してくれるのは、
『奇跡』です。少なくとも僕にとってクイーンは奇跡のバンドなのです。

コメント

実は僕、歌詞も曲名もどうでもいい人種なんです(笑)実はタイトルすら相当有名な曲じゃないと分かりません。だからspread your wingsも何を歌っているのかも誰が書いたのかも知らないのです。究極の感覚派ギタリストです。
「ROCKオヤジ!!」では相当有名な話で毎回そっち系のネタのツッコミメールや誤字脱字指摘メールをよくいただいてます。

いや、あの曲は名曲です。
良ければそれでいいですね(笑)
誤字脱字は気にしないほうが。
僕も多いですし。

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