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2005年06月30日

I'm a soul man

a05063001.jpgそういえばsahyaさんのトコといえば、MEGANE QUESTIONS
すごかったですね。ありゃ、もう文化ですね。
僕には、そういった感情はないので、勿論参加してませんが、
大変興味深く読ませていただきました。
ここを読んでる方で、まだ知らない方はいらっしゃらないと
思いますが、まだの方はご一読をお薦めします。

で、私事に戻って、何故僕にはそういう感覚がないのか?
これは、世代的なものも往々にして関係すると思うのです。
もちろん、メガネは僕らにとっても重要なアイテムには違いないのです。
でも、それは現在において云えるだけで、過去は・・・。
我々の世代は、グラスと言えばサングラスであり、マッカーサーがレイバンを
かけてタラップを降りてきた時代から、呪縛が解けてないんじゃないかと(笑)

a05063002.jpg
いや、マッカーサーの話しは冗談として。
写真左はブライアン・フェリー、中はデビッド・ボウイ。
どちらも、70年代きってのロック界の伊達男(笑)
60年代や70年代ってのは、この世界は不良ならまだしも非行だったのだ。
そして、ロックスターはステージではメガネなぞ絶対しねぇ。
ビートルズ、ストーンズ、ツェッペリン、T-REX、バドカン、GFR、フー。
おかしいでしょ。不自然でしょ。この人数にしてメガネ、ゼロ。
いや、みんな目が悪かったんだ。
クイーンもキッスもエアロスミスもベイシティローラーズもエンジェルも。
パンタもジャックスもRCも甲斐バンドも博多のロッカーズも。
みんな目が悪かったんだ。タブーだったんだろうか?
メガネなんかかけて、やってられるかい!って感じだったのだろうか。

そんな人間をカリスマやスターとして崇める時代に、メガネに萌える心などは
育ちはしない。いや、逆に抑圧されるマイノリティーとして育んでいたんだと
僕は思うけどさ(笑) 少なくとも僕は「ロックンロールの囚人」だったから。
マイノリティー同志、共同戦線張っても良かったけど(笑)
でも、そんな連中と「ブルジョアジー諸君!我々は・・」とか叫べないな。

メガネをかけたミュージシャンもいた。晩期のジョン・レノンやクラプトン。
あとロバート・フィリップ。こいつはギターもキチガイなら精神的にもキチガイ。
愛すべきステキなキチガイだった。
でも、解るでしょ。解らない人には解らないと思うけど。
メガネをかけるロッカーを見て、自分もあんなジジイになりたいと思ったんだ。
そういう対象だったんですね。

グラサンは好まれた。隙を見せたくないロッカーも人間だから気を許す。
穏やかな目を隠すのに好都合だったから。彼らがプライベートでかけてたのは、
変装ではなく、穏やかな笑みを不敵な笑みにしたかったからだと思う。
ジョン・ベルーシなんて、映画でも御存知の通り、あのウェイファラーを外すと
可愛すぎる子供の目なんだから(笑)

こんなことを書いたからと言って、僕はメガネを否定してるわけではない。
メガネをかけたミュージシャンは実はごまんといたし、当時もメンクラ等は
ちゃんとメガネを扱ってた。あくまで僕がそんな環境で育ったからであって、
現在においては、僕のスターにとっても重要なアイテムであることは明白だし。
僕がコンタクトを絶対にしないのも波田陽区と同じ理由だってことはナイショだから、
メガネが好きだからってことにしといてくれたまえ。

コメント

ねー、すごいんですよ皆さん! どいつもこいつも、本当に眼鏡が好きなんだなあ.....と感動しました。
自分の訊きたいことだけ設問にしちゃって、絶対わたしが一番楽しいに決まってます!

マニアじゃないと答えにくい設問にしちゃったので、ご無理はなさらないでいただくのが正解かと思います(笑。

本当に皆さんすごいです。
いや、僕は心得てますから(笑
なんか、引き気味になって小バカにしてるんじゃないかと思われがちですが、決してそんなことはないです。
じゃなきゃ、わざわざ全部読まないでしょ(笑
モゥモゥさん、すげぇな。

偉大なるスティーブ・マックイーンはイタリアのペルソルというメーカーのサングラスを愛用していたらしい。
これは回収対象かな・・?

未だにマックイーンの冠に「偉大なる」を付けてる君が、ステキだわ。
ちょっと、そのグラス回収してみてくれ。
でも、イタリアのグラスはルディプロジェクトを推すで。

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