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2006年05月10日

下天は夢か

a06051001.jpg和田共弘氏(故人)の夢を乗せた、あのスピードシンボリから37年。
僕がJRA史上最高傑作だと信じて疑わないエルコンドルパサーから7年。
ディープインパクトが、凱旋門賞に挑むらしい。
宝塚記念から凱旋門賞と云うダビスタのようなローテションに「ん?」と感じる僕ではあるけど、関係者はきっと一笑にふすだろうな。
僕は熱心なディープインパクト・ファンでもないし、先日の春の天皇賞こそ軸馬にしたけれど宝塚記念では負けることを前提に馬券を組むつもりです。
宝塚記念は回避すると思っていたのですが。
※今年の宝塚記念は京都競馬場で施行されることを失念しておりました。
如何に追記しておきます。ごめんなさい。

競馬に「絶対」はないし、その逆にどれだけ不利な条件が重なっても絶対能力の高さで克服する
ことも可能かと思います。
そういった意味で、僕の理解の範疇を超えた走りを見せるディープインパクトが凱旋門賞を制して
くれることを心から望んでいます。
けど、「適性」が存在する限り、マイナス要因はハンデとなって重くのしかかってくるでしょう。
天皇賞のあのレース展開で、上がりが33.5秒。
以前から僕が唱えているようにディープインパクトに向いているのは東京か京都です。
多分、阪神か中山ではマイナスされ、ハーツクライにはプラスされます。
欧州の競馬場は大半が深くて重い芝です。ハーツクライにとってすら重過ぎるかもしれません。
尚かつ凱旋門賞の斤量は59.5キロ!軽量のディープインパクトにとっては酷量です。
キングジョージVI&クイーンエリザベスSに出れば60.5キロらしく、回避した理由は大きく
頷けますが、それにしても59.5キロでも十分厳しいな。
何事も常軌を逸しているディープインパクトですから全てを克服し戴冠して欲しいし、誰もが
認める天馬にならんことを祈ります。

追記:
あきらかに誤った認識がありました。今年の宝塚記念は京都競馬場で施行されます。
実は僕も阪神が馬場改修工事を行なう事を知ってました。明らかに勘違いです。申し訳ない。
このエントリの凱旋門賞に関する僕の見解は変わることはありませんが、宝塚記念に関する限りは
まったく正反対の結論になるかと思います。
「向いているのは東京か京都」と書いているのですから(笑)
宝塚記念はディープインパクトから買います。

でも、普通に考えたら宝塚記念でメイチに仕上げたら、その後が厳しいな。
やっぱり宝塚記念の馬券は、他の馬からディープインパクトへ(笑)