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2008年05月04日

ラグビーのルール改正

5月1日にダブリンで行われた、IRB(国際ラグビーボード)理事会において、
試験的実施ルール内容が決定しました。

8月1日から国際的に試用される競技規則
(1)自陣22m内に持ち込んだボールをキックし、ダイレクトでタッチを割った場合は、
 蹴った地点でのタッチとなる。
(2)クイックスローインはゴールラインに平行か、または自陣ゴール側に向かってであれば、
 投入しても良い。
(3)「モールに参加するプレーヤーは、頭と肩を腰よりも低くしてはならない」
 という条項を削除する。
(4)プレーヤーは、モールを引き倒して防御してもよい。
(5)オフサイドラインはスクラム最後尾の足から5m背後となる。
(6)スクラムハーフのオフサイドラインは現行どおりとするが、
 スクラム近辺にいない場合は5m背後に下がる。

重要と思われる改定を抜粋し、便宜上( )番号を付けてみました。
(1)と(2)は、何ら問題がないと思います。
(3)は危険ですね。頚椎壊すよ。実際にそんなプレーはありますが、危険です。
(4)はメチャクチャ。ルールとは云えない。どうやって引き倒していいのかを明記しないと
ボールを持ってない選手をやたらめったら倒せばいいのかってことになります。プロレスか!
常識の範囲内で規範を明示すべきです。
(5)と(6)!ぎゃははは(笑)素人には益々オフサイドラインが解らなくなりますよ。
僕にだって正直解らない。FWはスクラム後は5m下がらないとプレーに参加出来ないのか?
ボールの存在する位置とオフサイドラインは同一でないとややこしいことになるよ。
スクラムがドライビングモールになった時は、どうするのよ?
NO8がボールを持ってブラインドを突いた時、フォローアップはバックスの選手しか
出来ない事になります。FWの選手は全員オフサイドの位置にいるから。
おいおいおい、気持ちは解るが、もっと詳細に決めないとメチャクチャになるで。
あと、これは日本に不利なルール改正と言われてますが、そうは思いませんね。
FWの体格だけで押し切ることは難しくなるから。オープンに廻すプレーが増えるはず。
特にスクラムから球を出すと同時に第三列(フランカーとNO8)は、すぐ5m下がって、
ライン参加すべきです。こういう器用な事は日本に向いてるんじゃないかな。
そりゃ、タックルの重要性は増すと思うので、一からですね(笑)
石塚武生に託します(笑)