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2007年12月11日

リアル 7

リアル 7 (ヤングジャンプコミックス)
リアル 7
リアルの7巻です。ネタばれなので畳みます。

井上雄彦は、「リアル」の先は見えていないと語っています。多分、本音だと思います。
「リアル」の登場人物と同様に作者ももがいているんでしょう。
そういう部分をさらけだして、描く事が出来るのはすごいですね。
この漫画は「不屈」とか「情熱」とか、そんなものは問いかけて来ないと僕は思います。
ただリアルな現実だけを突きつけてきます。だから結構、重いものです。
でも、そんな現実の中でも「人生、捨てたもんじゃない」と思わせる何かを感じられる
そんな作品だと思います。
この作品とも最後まで付き合ってみたいと思っています。