神の雫#13
神の雫#13
神の雫の13巻です。
表紙でみやびちゃんが差し出してるワインはこれだと思います。
Gevrey Chambert[2004] Armand Rousseau
ジュヴレ・シャンベルタン/ ドメーヌ・アルマン・ルソー
ラヴォー・サン・ジャックかどうかは解りませんが(苦笑)
では、以下は、ネタばれなので畳みます。
また、主観的な感想なので、気分を害される方もおられるかと思います。
僕みたいな人間がワインに関してとやかく書くな!と云われればそれまでですし。
ご了承の上、自己責任でお願いします。
韓国篇も無事終結し、少しはまともな方向に向いてきました。
前巻を読んだ時点では、コマーシャリズムに流されない姿勢を取り戻すのは絶望的だと
思えたので、素直に喜びたいし、賞賛を贈りたいと思います。
ただ、韓国篇は、ひどかったです。
そもそも、良い料理があれば、良い酒を合わせたいのは解りますが、ワインでないといけない
理由はないでしょ。めちゃくちゃ過ぎます。
漫画のストーリーなんだから仕方ないのかもしれませんが、ならばシチリア料理に合う
韓国のお酒を探すとなったらどうだ?って話ですよ。見つからなかったら、ワインの方が
上だってことですか?この韓国篇のテーマが如何に尊大で鼻持ちならないかってことが
解っていただけると思います。
相性が良い料理とワインってのは確かに存在するでしょうし、それは幸福なことだと思います。
それ故にマリアージュと呼ばれ、祝福されるのだと思うのですが、
赤と白が揃って用意できないとマリアージュとは云えない。って(苦笑)
紅白饅頭が無いと引き出物とは云えない。って云ってるくらい滑稽に思えますが(笑)
そんなバカな価値観の押し付けは、あったもんじゃないと思います。
こうなってくると、その漫画自体が変な方向に行ってしまいそうなものですが、
冒頭に書いたとおり、軌道修正されています。これが偶然じゃないことを祈りたいと思います。
あと、これも飲んでみたいですね。
GRAVELLO ROSSO / Librandi
ガリオッポ種60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%ってのを。
キムチと一緒じゃなくていいですから(笑)