LARD
(写真左:フルーツトマトと万願寺唐辛子とシーフードのリングイーネ)
(写真右:イベリコ豚の自家製ラルド)
昨日は少しショックな出来事があったのですが、それにもめげず時代屋へ向かいました。
10月に友人達と会食の予定があるので、相談のために行ったのですが、やはり10月にはヌベッロは入荷していない模様。(←当然と言えば当然)
写真左のリングイネのパスタは僕はかなり気に入りました。これはお薦めです。
まぁリングイネでこの種のソースは僕は昔から大好きなんですが。福井の某店へ行ってもリングイネばっか食べてるし(笑)
甘いトマトが合っていて特筆に価しますが、本当は北の大地産のもっと甘くて小ぶりのトマトを使いたいそうです。
実際、そのトマトも試食させていただきましたが、そりゃ美味かった(^^)
写真右のラルドは参考出品です(笑)自家製ってのがすごいな。
ラルドってのは豚の背脂を塩と胡椒で漬け込んで熟成させたものです。
口に入れるとショッパイんだけど、自然に溶けて豚の脂の旨味が感じられます。
脂の塊なんだけど決してムチャクチャ脂っぽくならないのです。熟成の力。確か熟成によって成分が変わると聞いたことがあります。
ましてやイベリコ豚ですから。
本当はこのラルド、チリチリに焼いたトーストと食べると最高なんですが、じかに食べても十分、美味しさを感じる事が出来ました。
こうやってパンチェッタとかラルドとか食べるとイタリア人の豚に対する熱意を感じますね。
やっぱ肉に関しては我が国とは歴史が違うよ、歴史が。