桜の森の満開の下
敦賀もやっと、桜が満開です。綺麗です。僕は桜が一等好きです。
確かに、この時期は風が冷たいし、僕は花見という名の酒盛りはやらないし、桜はただ美しいだけ
じゃなくて、気高さや怖さも秘めているように思えます。
坂口安吾も「桜の林の花の下に人の姿がなければ怖しいばかり」と書いたぐらいだから。
梶井基次郎は「桜の樹の下には屍体が埋まつている。これは信じていいことなんだよ。」と云うけど
そう云われても信じる謂われはないな(^^;
じゃ、僕も云う。「桜の花の下の芝生には餌がおちている。一生懸命探した鶏だけが、その餌に
ありつける。これは信じていいことなんだよ。」と。
週末は桜花賞です。一生懸命、考えます。