« 昨日のエントリー | メイン | 『ちりとてちん外伝』 »

2008年04月02日

Amatriciana

a08040101.jpg
えっとこれは本当の話で(←何が?笑)、「La Antica Casa」に行ってきました。
盗難事件の話も聞いておかなくちゃいけなかったので(笑)
まぁ、そちらの事件の話は、無事ケガ人も出ず解決したようです。世の中には不心得者が多いな。
用心に越した事はありません。
で、早速、今が旬のホワイトアスパラガスを。フランス産の良いのが入荷されてたのでグリルで。
ほんと得も云われぬおいしさ、甘さですね。何で野菜なのにグリルしただけでこれだけ甘いか
本当に口にしなければ信じ難い甘さです。感動すらおぼえます。
そして添えられているグァンチャーレが、またすごいんです。
ベーコンなのですが、パンチェッタはバラ肉ですがグァンチャーレは頬肉です。
本来カルボナーラは、このグァンチャーレを用いて作るのが正調のようです。
少しスモークもされているような味で、脂の味が深いです。パンチェッタでもその深みは感じ
ますが、グァンチャーレはその上をいきます。誰が食べてもわかるぐらい凄いです。
で、綺麗な味で口の中が脂っぽくなりません。素晴らしいもんが世の中にはあるなぁ。
a08040102.jpg
そして正調アマトリチャーナ。ナポリタンとか云わないよーに(笑)
正しいアマトリチャーナは、ブカティーニとペコリーノ・ロマーノチーズを使って作るそうです。
トマトソースすら使わない。って話もあるけど、ローマのアマトリチャーナすらトマトソースを
ベースにするのが一般的なんだから。中田英寿が食ってたアマトリチャーナもトマトソースです。
a08040103.jpg
アマトリチャーナは、スパゲッティよりもやや太いブカティーニを使います。
中心に穴のあいたロングパスタです。このベルミチェリブカティはもちもちした感触とこってりした
アマトリチャーナのソースとの馴染み具合がよかったです。
これもほんと甘かった。甘味料の甘さではなく、素材が持つ自然の甘みを引き出すシェフの手腕は
やっぱ3本フォークでも良いと思うのですが(笑)

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://capri.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/2265

コメント

ホワイトアスパラの季節ですね~
ドイツでもよく見かけましたよ。
普通に路上のマルクトで売ってました。
シュパーゲルSpargelっていうんですよ。
一時期アマトリチャーナに異常にはまってていつも頼んでました^^;

ホワイトアスパラ、ほんとおいしいですよー。
びっくりするくらい。
tanteさんの住んでる辺りなら、お店に売ってるかもしれませんが、やっぱり食べに来られるのが得策かと。
正調アマトリチャーナで、もう一度はまってしまうかも(笑)

コメントする