グイン・サーガ#108「パロへの長い道」
パロへの長い道―グイン・サーガ(108)
百八巻です。この作品は、中島梓の煩悩の数ですか?
ねたばれにつき、畳みます。
グインとリギアとマリウスとフローリー親子がパロへ向かうためにクムを抜けるための2日間位の
お話です。こんなもん、3頁くらいにまとまるでしょうが。
困った事にストーリーはこれから面白くなりそうです。でも枝話に1巻。
栗本薫の目の色はまだ黒いのかなぁ。大丈夫なのか。
確かに作品は書き手に委ねられます。書き手のものです。
でも第1巻を手にした人の中には百巻までしか読めなかった人もいるだろう、きっと。
筆者の筆は折れなくても、読者の灯りが消えた人もいるだろう。ってことです。
僕は最新刊を読める幸せを感じながら、第1巻を上梓したと同時に発生する責任のことに
気付かないふりをするのは止めて欲しいと切に思います。