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2006年07月04日

さらば、中田英寿

日本人としては卓越したセンスと技量を持ち合わせていたし、プレーしながらもフィールドも
広く見据えていた。僕にとっての中田英寿って選手の評価です。
ジーコさんのもとでは4年後のW杯はなかったかもしれないけれど、オシムのもとではまだまだ
役割を与えられる選手ではなかったかと思います。これは監督の是非ではなく戦略の違いですから
とやかくいうことではありませんが。
でも選手自身が「ボールに対するみずみずしい感情は失われた」と語っているそうですから、
これはもう仕方のないことです。40歳に近づいてもボールに情熱を感じる選手もいるのですから。
ボールに対する感性を失った選手はピッチを去ってもらう他はないし、その選手は既に我々が
見知っている選手ではありません。期待をかけても無駄です。
そしえ、ピッチを去る選手にかける言葉もありません。
あるのは、ただ「今までありがとう」という気持ちだけ。さらば、中田英寿。

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