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2005年01月18日

SHOOT UP

ネット巡回中に、某SNSで発見。
お馴染みの各サイトでも紹介されてました。
Digital Photo Life SHOOTUP!!

ミュージシャン、アーティスト、セレブによるデジカメ画像サイト。
本人撮影の画像をUP。
まぁ要するにCASIOのEXILIMの広報企画なんだろうけど。
こういうのは、いいね。
さて、問題は小林賢太郎さん。

以下、一応ネタばれなので。

あはは、黒板小説!楽しませていただきました。
多分、以前から引き出しに入ってたアイディアなんでしょうが、
黒板小説って発想が好きです。
で、展開は・・・。
黒板に書かれる内容は、一期一会。消さないと次に進めないから(笑)
この時点で、漫画のコマ割的なモノになるわけで、いわゆる「ショット」です。
考えてみれば「なるほどー」と思う事も、いとも簡単にシンクロさせるあたり
相変わらず、頭がいいな。
合わせ鏡のような、パラレルワールドな手法は決して目新しいモノではないし、
かなり古い、今では誰も使わないような、使い古されたSF小説の発想。
やっぱ星新一とかかな。
すぐには思いつかないけど落語にもきっとこんなネタあるでしょ。
決して揶揄してるわけじゃないよ。
この手のやつは、「どうなるんだよ、これ~?」と思わせておいて、
最後が勝負です。夢オチとか下らないオチだとセンスを疑います。
さすがです。大好きです。このセンスが好きです。
ただ、好きなだけじゃなくて素晴らしいです。
だって、全部写真だけど、最後は写真らしい写真のショットでしょ。
クライアントの期待をも裏切ってないわけです。
見てる人は、小林賢太郎ワールドを満喫しながらも、ラストショットで
「EXILIM、欲しいなぁ。」と思うわけです(笑)

各コマで黒板消しとチョークとチョークケースの位置関係から、
何かを読み取ろうとしていた、僕の意地汚さが恥ずかしいです。

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