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2008年04月20日

木蓮忌

贋作吾輩は猫である―内田百けん集成〈8〉   ちくま文庫
贋作吾輩は猫である―内田百閒集成〈8〉ちくま文庫
今日は百閒先生の忌日。
中野区金剛寺にある木蓮を詠んだ句碑から木蓮忌と呼ばれているそうです。
「木蓮や塀の外吹く俄風 」
Wikipediaによると「赤穂浪士が大嫌いだった」とあり、大きく頷いてしまいました(笑)
かって松村雄策という方が内田百閒についてこう書いていました。

内田百閒の書いたり云ったりした事は何でもすべて支持することにしている。
酒は口から飲むものではなくて、本当は耳から飲むものだと言われれば、
そうだそれに違いないと思うだろう。
お茶は目から飲むものだ。なるほど僕が間違っていた。
コーヒーは実はへそから飲むものなのである。その通り、僕は恥ずかしい。と、
反省はするけれど、実行はしない。

実際、百閒先生はそこまでムチャクチャなことを書いたり云ったりはしないけど、
僕も百閒先生が「こうだ」と云った事については、異を唱える気はありません。
僕は、志ん生師匠と百閒先生については、それぐらい敬意を表します(笑)

2008年03月07日

乳と卵

乳と卵
「乳と卵」(著)川上 未映子
読了しました。
本書の内容に抵触(ネタばれ)しますので、折り畳んでおきます。
また、個人的及び主観的な感想なので、気分を害される方もおられるかと思います。
ご了承の上、自己責任でお願いします。

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2008年01月20日

自由死刑

自由死刑 (集英社文庫)
「自由死刑」(著)島田 雅彦
この小説が関西テレビ製作のドラマ「あしたの、喜多善男」の原案だそうです。
ま、ドラマとしては何ともいえない感じで、僕は言及する事が出来ません。
ただ、原案:島田雅彦ってのには、驚いた。え?え?僕が無知なだけですか?(笑)

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2007年11月06日

The Catcher in The Rye

キャッチャー・イン・ザ・ライ
「キャッチャー・イン・ザ・ライ」(著)J.D.サリンジャー(翻訳)村上春樹
読了しました。
これは、「ライ麦畑でつかまえて」と記した方がお馴染みですね(^^;
J.D.サリンジャー、1951年の作品です。
旧訳は野崎孝氏で、2003年に村上春樹氏が新訳で出したようです。
僕は内容は覚えていないだけで「ライ麦畑でつかまえて」を以前読んだことがあるように思って
いたので、折角ならと思い村上春樹訳を読んでみたのですが、まるで初めての作品のように
記憶が飛んでいます(苦笑)もしかすると、まったく読んでいなかったか、それとも小学生か
中学生の頃に読んでさっぱり意味が解らなかったかのどちらかだと思います(笑)
村上春樹訳の「キャッチャー・イン・ザ・ライ」は、このペーパーバック・エディションと
単行本がありますが、僕はペーパーバック・エディションの方が雰囲気じゃないかと思います。
では、本書の内容に抵触(ネタばれ)しますので、折り畳んでおきます。
個人的及び主観が激しい感想なので、気分を害される方もおられるかと思います。
ご了承の上、自己責任でお願いします。

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2007年10月12日

ホームレス中学生

ホームレス中学生
ホームレス中学生(著)麒麟・田村裕
やっと回収&読了しました。
mayuさんのとこ(←リンク先では内容に触れてます)で、こんな本があることを知ってから、
探したんだけど、売ってないの!
聞けば、売り切れとか云われたので、amazonで取り寄せました。
結論だけ先に書いておくと、田村の貧乏ネタは、すべらない話とかで知ってるからなー。と、
読むべきか迷っている人がいるならば、とりあえず人に借りてでも読んでおいた方が良いと
思います。でも、あなたがこの本を買って、明日の食事に困らないなら、出来れば買ってあげて
下さい。世の中は因果応報だと思いますから(笑)
では、本書の内容に抵触(ネタばれ)しますので、折り畳んでおきます。
また、個人的及び主観的な感想なので、気分を害される方もおられるかと思います。
ご了承の上、自己責任でお願いします。

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2007年07月13日

ガンジス河でバタフライ

ガンジス河でバタフライ (幻冬舎文庫)
ガンジス河でバタフライ(著)たかの てるこ
読了しました。
今年の秋にテレ朝系でドラマ化だそうです。
主演が長澤まさみってのが、イマイチ興味を持てないのですが、脚本がクドカン。
ならば、原作を読んでおくって手もあるかなと思って読んでみました(笑)
本書の内容に抵触(ネタばれ)しますので、折り畳んでおきます。
また、個人的及び主観的な感想なので、気分を害される方もおられるかと思います。
続きを読まれる場合は、ご了承の上、自己責任でお願いします。

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2007年07月01日

いとしい

いとしい (幻冬舎文庫)
いとしい(著)川上弘美
読了しました。
僕にとって、初めての川上弘美作品です。
本書の内容に抵触(ネタばれ)しますので、折り畳んでおきます。
また、個人的及び主観的な感想なので、気分を害される方もおられるかと思います。
続きを読まれる場合は、ご了承の上、自己責任でお願いします。

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2007年06月06日

理由

理由 (新潮文庫)
理由 (著)宮部みゆき
読了しました。
本書の内容に抵触(ネタばれ)しますので、折り畳んでおきます。
また、個人的及び主観的な感想なので、気分を害される方もおられるかと思います。
ご了承の上、自己責任でお願いします。

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2007年05月02日

名もなき毒

名もなき毒
名もなき毒[宮部みゆき]
読了しました。
本書の内容に抵触(ネタばれ)しますので、折り畳んでおきます。
また、個人的及び主観的な感想なので、気分を害される方もおられるかと思います。
ご了承の上、自己責任でお願いします。

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