第50回有馬記念 先行予想
先日、僕は「ディープインパクトは大きく割り引きだけど、掲示板くらいは来るかも。」と書いた
わけですが、じゃあ何が来るんだと考えた場合、基準となるのはやはりディープインパクトですね。
この馬より前、もしくは同位置から仕掛けないことには話になりません。
これだけエンジンが違う事が明白な馬ですから同位置から仕掛けてたんじゃ駄目だろうって、
疑問もあるかと思いますが、さすがに同位置からは厳しくてもそれに準ずる位置からでも可能性は
あります。それは後述するとして、やはり第50回有馬記念の主役はディープインパクトで、
そこから馬を取捨選択していくのが今回のセオリーかと思います。
さて、何度もしつこいようですが、ディープインパクトは大きく割り引くけど実力は認めている
訳ですから、1着がないことを願って、この馬が△連下です。
僕はどちらかと云うと穴党かもしれませんが、よく穴好きに見かけられる根拠のない「1番人気が
コケるのを願って」ってのは嫌いです(笑)でも今回は、割り引き要素のあるディープインパクトを
向こうにまわして勝たれてしまうのなら、他の馬が残念すぎると思います。
ですから、今回はディープインパクトの1着がないことを願います。
重責を担う◎本命はゼンノロブロイ。
実は現時点で印を決めているのは、この2頭だけです。
あとは展開がどうなるかだと思うのですが、僕は2つのパターンを想定してます。
1つはテンのラップが早くて、中間緩んで、最後が早いパターン。
逃げ馬が残れる、差し馬が届きにくいパターンです。
今回ハナを切るのはビッグゴールドかコスモバルクじゃないかと思うのですが、要注意は
タップダンスシチーです。この馬、昨年はしっかりマークされてましたが、今年は3戦連続で
凡走を続けており、8歳馬ということもあって、他陣営は油断しすぎです(笑)
今年は3番手から道中でハナを奪うんじゃないかと思うのですが、そうなると危険ですね。
オースミハルカ、サンライズペガサス辺りがどこにいるかですが、その後ろにいる筈の
デルタブルースが狙い目だと思います。
もう1つは中間のラップが平均ペースで進むか、もしくは極端なスローペースの場合。
直線手前でヨーイドンになる場合です。
この時、ディープインパクトは大外を廻るはずです。無敗の四冠がかかっている時に
内側に行ったら前が壁で詰まったなんてことは出来ませんからね。
その点、不人気の馬はイチかバチか内を突くと思います。
そして、このコースの特徴としては、小回りだけに、内が案外開くのです(^^)
みんな外へ膨らみますから、その大外を廻ってくるディープインパクトと内側を突いた
差し馬との距離の損得は大きいですよ。これがディープインパクトと同時に仕掛けても
勝ち負けになるかもしれない根拠です。
体調が万全ならヘヴンリーロマンスやグラスボンバーも怖いかもしれません。
僕が捨てている展開パターンは、ハイペースのラップを刻んだ挙句、前崩れになって差し馬が
雪崩れ込むパターンです。これならディープインパクトにも分があるでしょうが、
このコースの性質上、逃げ先行馬は得策でないことは誰もが知ってますから、さすがにそれはないと、
思ってますが、その時は潔く諦めることにします。
最後に残るはリンカーンの取捨ですね。
僕は要らないと思いますが、幸いまだ時間はありますし、他の穴馬のピックアップがてら、
もう少し考えてみたいと思っています。