What Would Jesus Do
↑僕の持ってるやつです。
ここ一番で腕に巻きます（笑）
僕は、ゴルフをしません。
しないけど、少しだけ知ってる。
今週の週末は全米オープンです。
今年の舞台はパインハースト。
1999年にも同コースで開催され、激闘の末
ペイン・スチュワートが優勝しました。
最後のパットを沈めた後の有名なガッツポーズ。
その突き出された右手には、このブレスレットが巻かれていたそうです。
What Would Jesus Do（ジーザスなら、どうするか）
ハンチングにニッカボッカ・スタイルで親しまれた彼も、
前年の全米では不運で敗れ不運を嘆きました。
しかし、この年のペインは違ったそうです。
運も不運も受け入れて、淡々と自分のベストを尽くしたそうです。
そんな時に、このＷＷＪＤは心強い味方であったろうと思います。
ペインは、ガッツポーズの後、自分の喜びを抑えつつ、
敗れたフィル・ミケルソンを讃え、激励したそうです。
肉体と精神の試練を乗り越えて栄冠を手にした彼は、その数ヵ月後に
不幸な飛行機事故で天に昇りました。
What Would Jesus Do
僕は、クリスチャンではないばかりか、平均的な日本人同様、決まった神は持っていません。
しかし、神道は尊重するし、存在も認めます。八百万（やおよろず）の神を信仰します。
そんな僕ですが自分を見失った時に、このWWJDを自分を取り戻す一助にしたところで、
イエス様はお怒りにならないと思います。
精神的に行き詰まった時に「こんな時、ジーザスならどうするか？」と自問自答することは悪くないです。
確かにＮＢＡの選手などがつけている場合は、敬虔なクリスチャンである所以だと思いますが。
全米オープンは、タフな戦いになりがちです。
1999年にペインと激闘を繰り広げたフィル・ミケルソンは、この勝負の後、バック９イップスに悩まされました。
平たく言うと勝てそうなゲームを最後の９ホールでしびれて、なかなか勝てない感じです。
しかし、あれから６年。昨年は遂にマスターズを制しました。悲願のメジャータイトル獲得。
パインハーストの今年の主役が彼であることを望みたいと思います。
多分、パインハーストの空から６年前と同様にペインが微笑んで讃えてくれるでしょう。
