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2006年10月08日

カンガルー日和

日本を代表する作家として欧州でも人気の村上春樹氏(57)が24日、アイルランドのマンスター文学センターから2006年のフランク・オコナー国際短編賞を授与された。村上氏は今年のフランツ・カフカ賞(チェコ)の受賞も決まっており、10月に発表されるノーベル文学賞への期待も高まりそうだ。
日本人で過去にノーベル文学賞を受賞したのは、川端康成と大江健三郎のみ。 過去に谷崎潤一郎、三島由紀夫、安部公房なども候補に挙がったらしいけど受賞していない。 いわゆる格の問題ではないけれど、そういう人達が受賞するもんだと思ってました。 こういうことを書くと村上春樹フリークや支持する方に不愉快かもしれませんので畳みます。

僕は村上春樹氏が単に嫌いな訳ではないです。
最近でこそ僕の活字離れが顕著なので読んでませんが、初期の作品はむしろ好んで読んでました。
確かに畏敬の念を抱いていたわけじゃないけど、あの文体も僕なりに評価してた。
最近はどうなのか知らない。でも「 ノルウェイの森」を書いた人だよ。
ノーベル文学賞は作品でなく人に与えられるもののはずです。
トルストイ(確か未受賞)やロマン・ロランやヘルマン・ヘッセやカミュやサルトルと並べるのか?
「それはないだろ」ってのが僕の率直な感想です。
何時の日からかアカデミー賞やグラミー賞や芥川賞に幻想を抱かなくなったけど、ノーベル文学賞もそういうことなんだろうな、きっと。

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