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2006年06月29日

This is football

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マッチ57:ドイツ対アルゼンチンが控えているので、本当はその試合が終わるまでは貝になろうと思ってました。
感想を書けば、どうしても色々書きたくなるし、自分の好まないチームには冷たくなります(^^;
それが「天井に唾」するようにドイツ贔屓の自分に戻ってきそうな気がしますから。
でも、スペインが敗れて少しでも何か書かないといけない気になりました。
そして、遠くマドリードの地にいる友人へ向けて。
「これもフットボールですから。胸を張って誇りをもって次の欧州選手権で戦いましょう。」

マッチ53:イタリア 1-0 オーストラリア
僕はブログタイトルからしてイタリア好きですが、サッカーに関してはイタリアスタイルを好みません。
けど、トッティがPKを決めた瞬間に手を打ちました。「これがイタリアだ!」って心境でした。
ヒディングやオーストラリアに対して仇なすようなケチな領分からではありません。
ドイツファンの僕にとってはオーストラリアが勝ち上がってくれた方がどれだけ安心出来ることか。
でも、PKに臨む際のトッティの目。あの目から怖れや迷いは窺えませんでした。
前回の不可解なシュミレーション判定から4年。
少なくとも今回のイタリアの幕引きは自分達の手で。ね?(笑)
引導はドイツが渡します。だから、勝ち上がってきてください、イタリア。

マッチ54:スイス 0-0PK戦 0-3 ウクライナ
シェフチェンコがPK戦を外してもウクライナの勝ち。
この試合もまた「これがフットボール」と思える試合でしたね。

マッチ55:ブラジル 3-0 ガーナ
ブラジルの快勝にケチをつける気は毛頭ないし、ブラジルの真の強さは解ってるつもりです。
だからこそ、云いたいと思うのですが、今大会のブラジルは未だ本調子ではない。
未だロナウジーニョが編み出すスペースを有効利用出来ていません。
もしかするとこれは確信犯なのでしょうか?わざと?
ロナウドを使ってるのは、それでも勝てる相手関係だから?
だとしたら、本当に怖ろしいチームだと言う気がします。

マッチ56:スペイン 1-3 フランス
フランスがちゃんと1位通過してればこんなカードにならなかったのです。
ウクライナが勝ち上がり、スペインが消えた。これがW杯です(笑)
タレントはピカイチだったんだけどな、スペイン。
現オランダ代表監督と現バルサ監督が選手の時にW杯を手に出来なかったオランダみたいです。
残念だったのはラウルですね。友人TOさんも彼の所属チームと代表での役割の違いに言及し、
あれじゃあ柳沢だと言ってました(笑)解る人には解っていただけるだろうし僕も同感です。
ただ僕が思うに元凶はフェルナンド・モリエンテスの悲劇まで遡る必要があると思います。
レアル・マドリッドが放出しなければいけなかった経緯にまでね。
彼の不在によってラウルのポジションがあやふやになったと思います。
だから僕はあの時に警鐘を鳴らしたんだけどなぁ(笑)

「これがフットボール」ですから色々あります。本当に色々ありますね。
それでもノックアウト方式だから勝つしか前に進む道はありません。
欧州開催だけに欧州の牙城は守りたいと思います。勝ちます、勝ちに行きます。
みんなでドイツを応援しましょう(笑)