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2006年01月19日

そのレンズの名は、ニッコール

ニコン、フィルムカメラ事業を縮小・デジカメに集中
ニコンは11日、フィルムカメラ事業を縮小すると発表した。 生産を続けるのは、35ミリ一眼レフはフラッグシップ機「F6」と入門機「FM10」の 2機種、マニュアルフォーカス交換レンズは「AI ニッコール」の20mm F2.8S、 24mm F2.8S、28mm F2.8S、35mm F1.4S、50mm F1.2S、50mm F1.4S、「AI マイクロニッコール」の55mm F2.8S、105mm F2.8Sと「PC マイクロニッコール 85mm F2.8D」の9種のみ。
正にフィルム一眼レフカメラにおける、ニコンの事実上の撤退ですね。 このニュースは、もう少し大きく受け止められてもいいような気がするのですが。 けど、昨年3月期の出荷台数で、デジタル一眼レフ105万台、コンパクトデジカメ556万台に 対して銀塩一眼レフは24万台という数字を見ると、これ以上の健闘をニコンに求めるのは、 ノスタルジックな未練としか言いようがないのでしょうか。 ただ、銀塩一眼レフ24万台ってのは、十分商売になる数字だと思うんだけどなぁ。 企業である限り利益を追求する事に異議を唱える事は出来ないけれど、ニコンという会社は、 技術とともにニコンと云うプライドも販売してきた会社です。 デジタルカメラに移行しても安易なOEMに頼らず、頑張って欲しいと思います。 ちなみに僕のニコンは「F60D」って安物です(笑) 単焦点レンズも持ってないけど、中古でMFレンズでも買おうかな。