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2005年10月04日

流石、転石

ア・ビガー・バン (CCCD)A BIGGER BANG/The Rollinng Stones
わはは!わはは!なんだ、これ?
やっと買ってきて聴けたんですけど。
怖ろしい連中だな。訳が分かりません。
いいです。最高に近い出来です。
何故、この歳で、こんなの繰り出せるのでしょうか?
目新しいものは、感じられません。
けど、ストーンズの良いところが全部入ってます。
書ききれないから、畳みます。

あのね、イッツ・ア・ストーンズ・スタイルなんですわ。
16曲、すべてにおいて。そしてバリエーションも豊か。
ロックンロール、R&B、ファンク、レゲエ、ポップ、バラッド、ダンスナンバー、何でもあり。
スライド・ギター、ハーモニカ、ピアノ、何でもあり。
もちろん、キースはキースらしくギターを引き摺るし、ミックはミックで歌ったり、
シャウトしたり、囁いたり、裏声を使ったり、全部あります。
コーラスもハーモニーも。
特筆すべきがすべてのナンバーにおいて「ストーンズらしさ」を失ってません。
てか、「あ、あの頃のストーンズを彷彿させるな」と思う曲ばかり。
オヤジが集まって、「現在でも、これくらい演れるさ」では決してありません。
「今なら、こうやって、もっと、ずっと巧くやれるさ」って感じです。
いや、本当に。すげぇ!わはは!
『BRIDGES TO BABYLON』は、何だったんだって云うくらいの出来の良さです。
年齢と言う現実は、しかと受け止めるべきだろう。ツアーはしんどいと思う。
けど、この新譜を聴いている限りは、限界が見えて来ない。
今でも、現時点においてもロック・バンドの頂点なのか?暴君ですな。

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