僕が愛する映画[03/10]
「野性の証明」
高倉健&薬師丸ひろ子。原作は森村誠一。角川映画。
この頃の角川映画は莫大な宣伝費用を用いて嫌われた(笑)
作品自体は大したことないってのが一般的な見解。
確かに話の設定はメチャクチャで、武器などの扱いもひどい。
当時の刑事ドラマ並み。映画なんだから、もう少し・・・。
確かにヘボい。悪態はいくらでも突ける。
ましてや、現在DVD化されたのを見ればヘボい感は増量かと。
しかし、映画はそんなことだけでは語れないとこがあるでしょ。
当時の角川映画には、もう少し評価されてもいい部分がある。
少なくとも角川映画の中でも、この「野性の証明」だけは。
何か突き動かされる感動があったと僕は思います。