バガボンド 22
バガボンド 22
バガボンドの22巻ですね。題字のデザインが変わって2冊目だったっけ?
最近はモーニングはおろかスピリッツさえも読んでいませんが、20代の頃は週刊の漫画誌を
結構読んでいました。
今更ながらですが、やっぱ井上雄彦は週刊では読みたくないですね。
大友克洋とは違った意味で。あのコマ割が(笑)
以下、ネタばれなので畳みます。
何だか凄惨さが漂う巻になりましたね。少なくとも僕にはそう感じられます。
本阿弥光悦なんて、良いキャラが出てきたにも関わらず。
前巻は斬り合ってたのに、そう凄惨な印象は受けませんでした。
あ、今回、救いようのない凄惨さを感じるのは祇園藤次のせいもあるか。
別に思い入れのあるキャラではなかったけれど、あれは悲惨ですね。自分を失ってる様が。
本当に、あの方法で武蔵は藤次を斬ったのでしょうか?
あれは居あい抜きの手法ですね。しかも間合いのつかめない片目ゆえの苦肉の策で。
清十郎に対する袈裟斬りと藤次の斬り方。吉川英治を読んでいない僕には分かりませんが、
これが井上雄彦のオリジナルなら、バガボンドは彼の確信を以って終結に向かっていると
手応えを感じることが出来る22巻でした。
コメント
お邪魔します。
ぼくもバガボンド読んでるんですよ。
全然詳しくないんですけど
好きな俳優さんが好きだったので(笑)。
いつも最新刊はコンビニのレジ前で見つけて
慌てて買ってます。
で、読み終わるのめっさ早いっ(爆)。
Posted by: う。 | 2006年03月05日 22:47
う。さん、いらっしゃい。
そう、読んでいくスピードが早いの(笑
でも裏を返せば、メチャ読みやすいんですよね、
井上氏の作品は。
Posted by: IWA | 2006年03月06日 00:17